学問の話
世の中に役立つことと専制 フィクションは世の中のためにある フィクションをフィクションそのままに読もうとするロシア・フォルマリストの挑戦 ロシア・フォルマリストの亡命と行方 参考となる本 【ロシア・フォルマリズム文学論集】 【シクロフスキー『散…
見解の統一とマルクス主義 〜土台の上に文化はのってる? 作品の統一的見解と強制 マルクス主義と上部構造 文化的価値観とフィクション 世の中に役立つための表現 参考となる本 【必読書150】 【マルクス『ドイツ・イデオロギー』】 【大塚久雄『社会科学に…
読み方の対立と統一的見解 〜文学を科学に、ですかね? 構造分析前史 ロシア・フォルマリズムと形式的な読み 立場によって変わる読まれ方 優れた批評家同士の読みの対立 批評を科学に 〜対立する読み方への統一化の挑戦 参考となる本 【ポー『詩と詩論』】 …
物語の構造分析の流れ ~プロップ、バルト、ジュネットを参考にしてみよう! 構造としての昔話と小説 短編と長編の構造 それぞれの構造分析 長編の構造分析 参考となる本 【ジュネット『物語のディスクール』】 【バルト『S/Z』】 【プロップ『昔話の形態学…
人文科学の数学化 ~物語はパターン? 世界認識=科学の数学化 文学の数学化の試み プロップと魔法民話の構造 ひとつの物語パターンと機能の組み合わせによるヴァリエーション プロップやレヴィ=ストロースの応用 参考となる本 【わたしの知的生産の技術】 【…
数学と科学と世界の本質的理解 〜自然世界は数学によって理解•表現出来る 数学と科学 科学のための数学の開発 科学初期の真理の証明 科学の勝利と真理の確信と他分野への応用の野心 参考となる本 【世界の名著・ニュートン】 【クライン『数学の文化史』】 …
世界を本質的に捉えるための数学 〜その始まりはどこにあり? 世界認識と言葉のシステム 数学のシステムとその誕生 天体 測量 実用と理論化 理論化による数学的証明の真理 参考となる本 【クライン『数学の文化史』】 【ユークリッド原論】 世界を本質的に捉…
ヘーゲルの主人と奴隷とマルクスの階級闘争の歴史 ヘーゲルの主人と奴隷 【ヘーゲル『精神現象学』】 主人と奴隷の階級闘争 【マルクス『共産党宣言』】 共通する目的のある歴史 前回のお話 ヘーゲルの主人と奴隷とマルクスの階級闘争の歴史 マルクスの歴史…
マルクスの唯物史観によって転換された、生活を基礎とした歴史観 マルクスと唯物史観 【マルクス『ドイツ・イデオロギー』】 理念や観念より生活の歴史 【ヘーゲル『歴史哲学講義』】 歴史の基礎としての生産様式 世界の動き方についての認識の変化 前回のお…
中世における神による世界創造と歴史と、近世以降の人間による歴史への転換 神の歴史から人間の歴史へ 【『聖書』,ヘーゲル『歴史哲学講義』】 理念の闘争としての歴史 頂点の時代、ヨーロッパ 前回のお話 https://www.waka-rukana.com/entry/299/2021.02.09…
世界の解釈から変化への実践という哲学者の使命の変化 観照的態度への批判のはじまり 【ヘーゲル『法の哲学』】 マルクスと社会の矛盾と欺瞞 【マルクス『ユダヤ人問題によせて ヘーゲル法哲学批判序説』】 世界の解釈と変化 観照的態度から実践へ 前回のお…
哲学者の観照的生活とアリストテレス、プラトン、ソクラテスの三代師弟関係 アリストテレスとプラトンとソクラテスの師弟関係 ソクラテスと死刑 【ソクラテスの弁明】 プラトンの苦悩と現実問題 【プラトン『法律』】 プラトンとアリストテレスの政治的背景 …
哲学者の生き方としての観照的態度 ヨーロッパ諸学の王アリストテレス 【アリストテレス全集】 【『ソクラテス以前哲学者断片集』,『ヒポクラテス全集』,『ユークリッド原論』】 アリストテレスと観照的生活 富か名誉が、はたまた真理か… 真理を求める人生、…
前回のお話 キルケゴールのあれかこれかとヘーゲルのあれもこれもの弁証法 〜ヘーゲルの聴講者キルケゴールの疑問 - 日々是〆〆吟味 ヘーゲルの壮大な大体系と小さな人間 精神現象学 作者:G.W.F. ヘーゲル 発売日: 1998/03/01 メディア: 単行本 ハイデガーと…
キルケゴールによるヘーゲルへの疑問と実存主義の原点 ヘーゲルの聴講者キルケゴール ヘーゲルに疑問を抱いた哲学者キルケゴール 【ヘーゲル『精神現象学』『エンチュクロペディー』】 あれかこれか、という人間の選択 【キルケゴール『あれか、これか』】 …
ショーペンハウアーにおけるヘーゲルへの反抗とニーチェの先駆者 ショーペンハウアーと哲学 【プラトン全集,カント全集】 【ショーペンハウアー『意志と表象としての世界』】 ヘーゲルとの講義対決 カントに対するヘーゲルとショーペンハウアー 【ヘーゲル『…
アフォリズムとその源流と体系的哲学に反旗を翻したニーチェ 遺稿としてのパスカル『パンセ』 【パスカル『パンセ』】 『エセー』に倣った『パンセ』 【モンテーニュ『エセー』】 見解の一致を見るのに時間のかかったパスカルの哲学 体系的哲学に反旗を翻し…
ニーチェとアフォリズム ニーチェの著作 【ハイデガー『存在と時間』,サルトル『存在と無』】 アフォリズムって? 【エラスムス『痴愚神礼讃』】 【ラ・ロシュフコー箴言集】 箴言集としての哲学の難しさ わかりにくく誤解されやすいニーチェ思想 【ニーチェ…
ヤスパースの精神病理学とフロイトの精神分析 哲学者ヤスパースの精神病理学 【ヤスパース『新・精神病理学総論』】 ヤスパースと科学的な精神病理学 フロイトと哲学的な精神分析 【フロイト『自我論集』】 哲学者ヤスパースと科学者フロイト 前回のお話 wak…
本と読書と読める量 実存主義者ヤスパースと精神医学 読まれないらしいヤスパースの大著 【ヤスパース『精神病理学総論』】 読むことが困難な多くの本たち 【バイヤール『読んでない本について堂々と語る方法』】 前回のお話 waka-rukana.com 本と読書と読め…
ハイデガーと実存主義者たち ハイデガーと実存主義 【手塚治虫『ネオ・ファウスト』】 【サルトル『嘔吐』『実存主義とは何か』】 実存主義者とは異なるらしいハイデガー サルトル以外にも影響した実存主義者たち 【ヤスパース『哲学』,マルセル『存在と所有…
ハイデガーと日本人 ドイツに留学した日本人哲学者 【ハイデガー『言葉についての対話』,福田和也『日本の目玉』】 和辻哲郎と『風土』 〜時間に対する空間 【和辻哲郎『風土』】 【小谷野敦『日本文化論のインチキ』】 前回のお話 waka-rukana.com ハイデガ…
時間的存在における無限と有限の在り方 生きるための死という限定の自覚 【ハイデガー『存在と時間』】 無限の可能性としての人間の最初の状態 限定された有限なものとしての人間 有限なものを繰り返す無限な存在としての人間 【ヘーゲル『精神現象学』】 時…
当たり前の認識を持つ人間と死の自覚による生 死を通してなされる限られた存在であることの自覚 【ハイデガー『存在と時間』】 【コジェーヴ『ヘーゲル読解入門』】 与えられた当たり前 【ロック『人間知性論』,カント『純粋理性批判』,デュルケーム『宗教的…
人間は限られた時間の中で生き、死ぬ存在であることを自覚することによって生きる 時間的存在としての人間 【ハイデガー『存在と時間』】 人間は必ず死ぬ 【キューブラー・ロス『死ぬ瞬間』】 死を自覚することによって、生きる人間 【香山リカ『リカちゃん…
実存主義の前の生の哲学 ハイデガーと生の哲学 【ハイデガー『存在と時間』】 人間の生 【カント『純粋理性批判』】 哲学者ジンメル 【ジンメル『生の哲学』】 オルテガ 【オルテガ『大衆の反逆』】 前回のお話 waka-rukana.com 実存主義の前の生の哲学 ハイ…
歴史に残る師匠と弟子の微妙な関係 フッサールのお弟子さんハイデガー 【フッサール『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』】 ハイデガーと実存哲学 【ハイデガー『存在と時間』】 師弟関係の軋み フロイトやユング 【フロイト『精神分析学入門』,ユング…
懐疑主義と新しい思想 ~価値観を疑うことによって崩し、生まれる新しいもの デカルト哲学と分解と数学化 【フッサール『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』,デカルト『方法序説』】 懐疑主義者デカルト フッサールと懐疑主義 【フッサール『イデーン』…
人間と自然を統一した機械論的世界と数学化 自然と身体と機械論的世界 【デカルト『省察』『哲学原理』】 【ラ・メトリ『人間機械論』】 人間の数学化 分解的理解の克服としての現象学 【フッサール『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』】 前回のお話 w…
デカルトの心身二元論と松果体 デカルトと心身二元論 【ダマシオ『デカルトの誤り』】 身体と精神をつなぐものとしての松果体 【デカルト『省察』『哲学原理』】 よくわからない松果体と当時の医学 【ハーヴェイ『動物の心臓ならびに血液の運動に関する解剖…