日々是〆〆吟味

自分で考えていくための参考となるお話や本の紹介を目指しています。一番悩んだのは10歳過ぎだったので、可能な限りお子さんでもわかるように優しく書いていきたいですね。

世の中の話-歴史-日本-文化

ローマ帝国の歴史に学ぶ盛者必衰/栄枯盛衰の興隆と崩壊の原因となった優れた文化文明から学ぶ勤勉さ ~偉大な国が滅ばないための優れた他者の受容と勤勉【モンテスキュー『ローマ盛衰原因論』】

ローマと勤勉さ 〜偉い国が滅ばないためには...? 学ばなくなったことにより崩壊したかつての超大国 〜モンテスキュー『ローマ盛衰原因論』 ローマが栄えたのは異民族の優れた点から学んだこと ローマが衰退したのはローマ人が学ばなくなったから 偉くなり誇…

学習意欲のない勉強嫌いになっては折角の成功も失敗へと元の木阿弥 〜近代初期に成功した日本の立派さと、それに反する学びの拒絶

偉い事と学びと拒絶 〜次の時代の日本の態度は…? 偉いことと他を拒絶すること 過ぎ去っていく偉大さ 学ぶことに強みのある日本 偉いことによって失敗しないために 【アドラー,チャールズ『本を読む本』】 偉い事と学びと拒絶 〜次の時代の日本の態度は…? …

日本の成功の理由と原理原則の確立による成功法則の明確化 ~日本賛美により隠蔽される成功理由と次の時代の日本の選択

日本の偉さと原理原則 〜自己把握と基準による次の一手へ 日本とはなんぞや、という切実性 日本賛美の問題点とは? 優れている点については問題ない 理由の不明瞭な偉さは問題がある 優れている原理原則を探り確立すること 【加藤周一『雑種文化』/三島由紀…

加藤周一の雑種文化論における共存共栄としての日本文化 〜八百万の神々と同じく外国文化や世界の大思想が雑に同居してる

共存共栄としてよ雑種文化としての日本 〜加藤周一の日本文化の理解 日本の思想状況に対する知識人の共通認識 加藤周一ってこんな人 からっぽであることの強み 雑種文化としての日本 気になったら読んで欲しい本 【三島由紀夫『文化防衛論』】 【加藤周一『…

三島由紀夫思想としての日本評価の逆説的見解 ~偉大な文明国の世界の大思想と空っぽな日本

偉大な文明国と空っぽの日本 〜三島由紀夫の逆説的日本評価 からっぽの日本 偉大な文明の壮大な思想 日本に訪れる大思想たち 気になったら読んで欲しい本 【三島由紀夫『文化防衛論』】 【吉本隆明,中沢新一,梅原猛『日本人は思想したか』】 【加藤周一『日…

日本が大国から取り入れ自家薬籠中の物とすることとあまりに偉大な中国の拒絶 ~日本は後進国ゆえにヨーロッパ文明を学んだが、中国は超大国ゆえにヨーロッパ文明を必要とせず近代化に後れ衰退した

日本の取り入れと中国の拒絶 〜中国はあまりに偉大だったから衰退した? 外国文化と日本文化 自家薬籠中のものとする 超大国からやってくるものをずっと取り入れている日本 あまりに偉大で自足している中国 文化としての中国 偉大すぎて取り入れるのがちょっ…

文化の面白い生まれ方と移り変わり。自分の文化への自己言及と商品によって成り立つ自分の表現 〜日本アニメの場合による『創られた伝統』

文化の自己言及化と商品性 同一シーンの使い回しと決めシーン 苦肉の策からの文化化 自己言及化されることにより起こる日本文化化 こうしてアメリカ文化が日本文化へと化けていく 参加となる本 【ホブズボーム『創られた伝統』】 文化の自己言及化と商品性 …

日本文化の例となる我流とちゃんぽんといういいところ ~文化受容とまぜこぜによる自己流アレンジの発展

自己流とちゃんぽん 〜日本文化のひとつの形 徹底的に学べど同化しない日本の戦略 自己流のアレンジ ちゃんぽんして混ぜこぜ 歴史の始まりから行い続ける年季のいりよう 参考となる本 【くずし字解読辞典】 自己流とちゃんぽん 〜日本文化のひとつの形 徹底…

日本文化の独自性(オリジナリティ)の原点 〜中国=超大国のお隣さんとしての日本

日本文化の原点 ~超大国のお隣さん 超大国中国 超大国中国のお隣さんとしての日本 超大国の影響下の日本と、自国文化への取り入れの熱心さ 完全一致の同化を避け、独自性を残す日本というお国柄 参考となる本 【福田和也『オバはん編集長でもわかる世界のオ…