日々是〆〆吟味

自分で考えていくための参考となるお話や本の紹介を目指しています。一番悩んだのは10歳過ぎだったので、可能な限りお子さんでもわかるように優しく書いていきたいですね。

【まとめ】オルテガ『大衆の反逆』の紹介と解説 ~もしくは大衆の特徴【42】

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まとめ42 オルテガ『大衆の反逆』の紹介と解説 ~もしくは大衆の特徴

このまとめの要旨

大衆について分析したオルテガの『大衆の反逆』について書いたものをまとめてあるのですが、そこここでオルテガの言っていたことを逸脱して書いている側面もあります。よければオルテガ自体を読んでもらえれば幸いですが、どんなもんかとここにあるものを読んでもらえても嬉しいです。

 

書いたものの一覧

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大衆の問題について最初に鋭い分析を行ったのはスペインの哲学者オルテガの『大衆の反逆』だと思われますが、そのことについて書いていこうという話初めの回。

 

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オルテガによれば大衆は近代になっていきなり現れた愚か者の群れみたいなものだけど、それに対置されるかのように評価されるのがエリート/貴族と呼ばれる人で、これは社会的地位によるエリートや貴族を意味するのではなく、自らに多くを課し義務を実行するような人だ、ーというようなお話。

 

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また大衆は自分たちこそ正しく、数が多いゆえに正しいので、同じように様々な決定権を担う人たちも自分たちと似た大衆人を選ぶようだ、ーというようなお話。

 

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大衆にとって目の前の世界は当たり前に存在するのであって、その維持や秩序を守るために労力やコストを支払うことはせずに努力もしない、ーというようなお話。

 

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そんな大衆はいわば子供のようなものであって、大衆によって支配されている世界は子供によって支配されている世界のようなものだ、ーというようなお話。

 

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そんな子供みたいな大衆人だけど、現代の日本の政治家って地方のお殿様みたいなもんだから、実はおぼっちゃんによって政治が行われているようなものなのかも、ーというようなお話。

 

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大衆と対極にあるような専門家でも、専門外のことは何も知らないのであり、にもかかわらず専門分野のように知っているものとして判断してしまう点で大衆そのものの態度を示している、ーというようなお話。

 

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そんな専門家の代表である科学者も、自分たちの知っていることが細分化されたものの一部でしかない、という嘆きを19世紀になされていたものの紹介、ーというようなお話。

 

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大衆が生まれたのはかつての時代と比べて頂点のように感じられた時代であるが、代わりにその強大さを前に躊躇ってしまっている時代でもある、ーというようなお話。

 

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大衆はその特徴において文明人としてよりもむしろ未開人としての方が特徴が似ている、ーというようなお話。

 

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とはいえ未開社会にも知性はあり、その内部で愚かとみなされる人たちもいる。それと同じように文明社会の中でも愚かとみなされる人たちがいるのかもしれないが、そうした人々が今日支配者の椅子に座っているのかもしれない、ーというようなお話。

 

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そんな大衆現象もヨーロッパが世界化することによって世界中にまきちらされて広がって、今やどこでも当たり前の現象になってしまった、ーというようなお話。

 

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