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まとめ44 メディアによる大衆の影響と関係と変化 ~近代社会の広がりと都市民
このまとめの要旨
大衆とメディアの関係について書いたものをまとめてみました。大衆とメディアが即結びつくものであるかは私には断言できませんが、メディアというものが基本的にマスメディアを想定されるとしたら、そのマスは大衆のことを指すのであながち無関係ではないかもしれませんね。
書いたものの一覧
人間が幼少期に与えられた価値観に縛られるとしたら、現代人はみなメディアから与えられる価値観によって形作られている側面は否めないかもしれないけど、そのメディアから与えられ作られていく価値観も固定化したものではなくころころ変わるから、結局アノミー化しやすいのではなかろうか、ーというようなお話。
大多数が都市に住む現代人にとって、メディアによってこそ集合表象は形作られ、その集合表象との不一致によってアノミー化するのだとすれば、ころころ変わるメディアの態度は集合表象も同じように変化しアノミー化するのかもしれないね、ーというようなお話。
しかしメディアが情報を矢継ぎ早に与えるのは世界が広がりすぎて、一見我々と関係ないような世界のことが私たちの日常と関わってくるから、ころころ変わるからといって与える情報を止めるわけにはいかず、結局集合表象も固定化するなんてことありえないかもしれないね、ーというようなお話。
それは世界が広がるだけでなく、見知らぬ世界の物を私たちの生活の中に組み込まれるような形で関係しあっているからそうなるのであって、それが歴史の発展の段階として得た物だからなくすことなんて出来ないんだよ、ーというようなお話。
都市民である大半の人たちにとってマスメディアにさらされていることから逃れることは出来ないから、結局マスメディアが想定しているマス=大衆にならされていくしかないのかもね、ーというようなお話。
けどそんなマスメディアもそこにある情報や表現をもとにして知らない物同士をまとめあげる役割もあるから馬鹿には出来ないね、ーというようなお話。
それにあんまり大衆とかけ離れた生活を送っていたとしても、その人が世の中のことについて何かしようとした時には結構問題があるんじゃないの、ーというようなお話。