日々是〆〆吟味

自分で考えていくための参考となるお話や本の紹介を目指しています。一番悩んだのは10歳過ぎだったので、可能な限りお子さんでもわかるように優しく書いていきたいですね。

【まとめ】大衆の問題と歴史的背景 ~土地から都市、アノミー、その特徴<オルテガ『大衆の反逆』>【39】

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まとめ39 大衆の問題と歴史的背景 ~土地から都市、アノミー、その特徴

このまとめの要旨

大衆について書いたものをまとめたのですが、かなり量があります。ここで説明してしまうととても長くなってしまいそうですので、よければ並べられている一覧でも眺めてみてください。興味あれば読んでみてね。

 

書いたものの一覧

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経済システムが変わったことによって農業=土地から生産=工場=都市へと人の集まる場所も変化し、人間の生きる場が共同体から社会へと変化しました、ーというようなお話。

 

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それはそもそも富の源泉が土地から都市へと変わり、たくさん商品を生産するために一か所に人を集めなくてはいけなくなったため資本主義の成立した国内で人が大移動し、かつての束縛からは解放されたけど、その自由と表裏一体の犯罪もくっついてきました、ーというようなお話。

 

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こんな大移動によってそれまで保たれていた価値観の基準が失われて、なにが正しいのか明確な基準がないものだからみんなアノミー化していそうです、ーというようなお話。

 

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そして大衆と庶民と同じように見えますが、大衆はそんな都市民で価値の基準が失われた人の群れで、庶民は土着の価値観に従って生きてる人の塊の違いですかね、ーというようなお話。

 

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なんで大衆が価値観の基準を失うかといえば、フライトの言うように子供時代に培われた価値観が一生を支配するのだとすれば、都市部の明確ではない価値基準を土台に人間精神が作られるので、根本的にアノミー化してしまうのかもしれませんね、ーというようなお話。

 

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デュルケームに従えば人間の認識は集合表象から与えられるけど、都市の集合表象はどこで作られるのかといえばメディアによると思われ、またメディアは広告機能を強く働かせるものだからイメージを常に新しく生み出し、固定化した価値観を維持しにくくてよりアノミーになりやすいのでは、ーというようなお話。

 

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新しい情報がメディアから伝えられてころころ変わるけど、そもそも社会自体が直接知られないような遠い地から様々なものを影響されて日常が作られているので、そうした直接知られない土地の情報も無視するわけにはいかず、メディアは常に新しい情報を与え続ける、ーというようなお話。

 

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また都市自体も建物や道路などが新しく作られては壊され変化していく、こうした記憶の風景もころころ変わってしまうのでアノミーとなる条件もまた増えそう、ーというようなお話。

 

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ではそもそもアノミーとはどんな考え方なのかといえば、集合表象と一致していない状態において起こってくる混乱状態のことで、これによって人は自殺までしてしまうもんだから大変な問題だと、ーというようなお話。

 

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そして都市は転勤や引っ越しもしょっちゅう起こるので人間関係自体もよく切り離されてしまい、必然的にアノミーを防止する役割もなくなりがちで、根本的なアノミーを抱えながら生きていくものなのかもしれない、ーというようなお話。

 

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そんな大衆について最初に鋭く分析したのがオルテガって人の『大衆の反逆』という本で、これからそこにかいてあったことを少しずつ書いていきます、ーというようなお話。

 

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大衆っていうけど、じゃあ逆はなんなのだ、と言えばエリート/貴族って考えるんだけど、それは社会的地位のことではなくて、自らに多くのものを課して責任を持って生きる人間のことなんだよ、ーというようなお話。

 

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でも実際に選ばれる政治家みたいなエリートは真のエリートとしてよりも、大衆にとって自分たちと似ているような人で安心させてくれるような人を選んでるみたい、ーというようなお話。

 

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大衆はそもそも目の前の世界を当たり前と思っていて、それを維持するためのどれだけの努力を払われなければならないか、っていうことを知りもしない、ーというようなお話。

 

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それは子供みたいなもんで、なんでもかんでも当たり前に要求して当然だと思っているのと同じ、ーというようなお話。

 

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そんな子供みたいな大衆だけど、日本の政治家って二世三世当たり前でいってみれば地元のお殿様みたいなもんで、実のところそんなお坊ちゃんによって行われているのが今の政治ってこと、ーというようなお話。

 

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また大衆と反対みたいに思える専門家も大衆の一種で、なぜなら専門分野以外については何も知らないのが専門家の弱点なんだけど、それを忘れてどこでも専門家みたいな態度をとって知ったかぶりみたいになって大衆と同じことをする、ーというようなお話。

 

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そんな専門家である科学者がどんな苦悩を抱えているか、というようなことを19世紀の例を紹介、ーというようなお話。

 

 

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大衆が生まれたのは歴史上最も優れた頂点の時代と思われるが、その力強い時代によって逆に不安にもなってる、ーというようなお話。

 

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大衆の在り方ってむしろ未開人の在り方とよく似てる、ーというようなお話。

 

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とはいえ未開社会にも知性はあり、その内部で馬鹿にされる人もいたるするんだけど、文明社会でも同じように大衆がそんな層としているのかもしれない、ーというようなお話。

 

 

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大衆現象は最初ヨーロッパ的なものだったのだけど、ヨーロッパが世界化されることによって世界中が大衆化した、ーというようなお話。

 

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大衆に対するエリート/貴族だけど、実はそれは今までは日常普通に暮らす人々、すなわち庶民によって担われていたのではないか、ーというようなお話。

 

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ではそんな庶民がなんで大衆に変化していくのかといえば、マスメディアを前にして態度が変わっていったからかもしれない、ーというようなお話。

 

 

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世界は地球規模で広がってしまい関係しあっているので、その範囲で情報も伝えられなければならなくなって、ますます今目の前で生きている世界よりもメディアの伝える世界の方が大きくなって現実感の比重も変わっていってしまった、ーというようなお話。

 

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そんな広い世界で情報を伝えるマスメディアによって人々は常にさらされ、マス=大衆へと染められていってしまう、ーというようなお話。

 

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しかしメディアは直接見知らぬ人と人をまとめあげる働きもしているから、無碍に出来るようなものでもないよ、ーというようなお話。

 

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それに大衆的生活を知らない人が決定権を待つとそれはそれで世の中のこと知らなくて困ったことが起こるはず、ーというようなお話。

 

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そんな例として吉本隆明は戦中非転向を貫いたインテリたちを批判したこともありました、ーというようなお話。

 

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そして大衆だけでなく群衆という問題もあり、ちょっと似てるんだけど違うところもあるような、そんなお話をこれからやっていこうかと思います、ーというようなお話。

 

 

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そして群衆の話もひと段落ついたところで、一応私なりに大衆と群衆の似てるところとか違うところとか書いてみました、ーというようなお話。

 

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