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まとめ14 数学の応用としての物語の数学化 ~人文科学の構造主義
このまとめの要旨
文学っていうものは感じるものであって決まった読み方なんてなさそうだけど、強制的な国家社会では読み方まで決められていて、そここら脱出するためにもそうではない客観的な文学の在り方を求める、ということが抵抗の一種としても行われていたそうだよ、というようなお話のまとめ。
書いたものの一覧
文学を数学的な手段によって理解しようとした側面があるのだけれど、その中のひとつとしてロシアの民話を分析してみたら結局ひとつのパターンに収束してしまった、ーというお話。
そんなロシアの民話を分析した結果を踏まえてフランスでは小説を同じように分析してみようとして、短編と長編をそれぞれ分析してみた、ーというようなお話。
でもそもそもなんで文学なんかまで数学的=客観的に捉えなくっちゃいけなかったのかといえば、読み方の対立があるからそれを乗り越えるためという側面もあったのかもしれないけど、ーというようなお話。
ロシア、つまりソ連はマルクス主義国家だったので、文化は経済の上にのっかってるっていう考え方があるもんだから、文化(文学)も資本主義に対抗するためのものとしてあってね、とも考えたらしいよ、ーというようなお話。
そして文学の数学化みたいな話はそのもともとの考え方はロシアで起こっていて、なんでかといえばマルクス主義による、社会の役に立て、という文学観に対抗するために客観的な文学の読み方、というものが求められたようだよ、ーというようなお話。
ついでに日本でも戦争してた時に国の役に立て、といった強制力のあった中にそんなことせず勝手な文学活動してた人もいたけど、そんなことだけでも抵抗だったようだよ、ーというようなお話。