本-哲学
現象学とヨーロッパの学問の数学化と失われる統一的人間観 現象学の問題意識 【フッサール『論理学研究』】 ヨーロッパの学問と数学化 【フッサール『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』】 人間が数字化されて物扱いになっていく 【マルクス『経済学批…
現代における懐疑主義のエポケー/判断停止を用いる新たな哲学である現象学 平静を求めるための懐疑主義のエポケー/判断停止 【アナス,バーンズ『古代懐疑主義入門』】 現代におけるエポケー/判断停止と現象学 【竹田青嗣『現象学入門』】 体験を純粋に取り出…
近世/近代に現れた懐疑主義の影響とデカルトの懐疑 【セクストス・エンペイリコス『ピュロン主義の概要』】 デカルトの懐疑 【デカルト『方法序説』】 デカルトの懐疑とセクストス・エンペイリコスの懐疑主義 中抜きされてしまった中世哲学 【キリスト教教父…
近世/近代哲学における、古代懐疑主義からの影響による認識論の基礎づけ 近世哲学における既成哲学の拒絶 古代懐疑主義による徹底批判 【セクストス・エンペイリコス『学者たちへの論駁』】 近代哲学における新しい基礎の探求 【デカルト『方法序説』,ロック…
古代における懐疑主義と近代の哲学者たちの関心 近世におけるセクストス・エンペイリコス 学派的真理への批判と真理の相対化 【セクストス・エンペイリコス『ピュロン主義の概要』】 古代の哲学者の問題意識と近世の哲学者の問題意識 【マルクス・アウレーリ…
失われた古代の古典と新しく出版されることにより蘇る問題意識 現代にまで影響を与える古代の懐疑主義 案外残っていない古代の哲学 【ソクラテス以前哲学者断片集,初期ストア派断片集】 修道院に死蔵されて忘れられた古典たち 出版が可能になってから再び現…
プラトンのアカデメイアと哲学の変遷 アカデメイアと懐疑主義 【廣川洋一『プラトンの学園アカデメイア』】 プラトンの弟子アリストテレス 【ディオゲネス・ラエルティオス『ギリシア哲学者列伝』】 プラトン亡き後のアカデメイアの後継者 アリストテレスの…
ピュロン主義とは異なる別の懐疑主義としてのアカデメイア もうひとつの懐疑主義 【セクストス・エンペイリコス『ピュロン主義の概要』】 プラトンの哲学と懐疑主義 ストア派の祖としてのキュニコス派とプラトン 【ディオゲネス・ラエルティオス『ギリシア哲…
ピュロン主義としての懐疑主義とセクストス・エンペイリコスの著作の歴史的意義 ピュロン主義としての懐疑主義 遺されていないピュロンの著作とセクストス・エンペイリコス 【セクストス・エンペイリコス『ピュロン主義の概要』】 セクストス・エンペイリコ…
特定の真理を奉じない懐疑主義の積極的判断停止の立場 懐疑主義とわからないことの宙ぶらりん 【アナス,バーンズ『古代懐疑主義入門』】 わからないことを選ぶ懐疑主義 判断停止と心の平静 【セクストス・エンペイリコス『ピュロン主義の概要』】 前回のお話…
エピクロスの哲学と原子論とキリスト教 ローマ時代の3つの哲学 【ロング『ヘレニズム哲学』】 エピクロスの哲学 ルクレティウスに残されたエピクロス哲学 【ルクレティウス『物の本質について』】 デモクリトスの原子論とエピクロス エピクロスの自然観とキ…
ローマとストア派とキリスト教 キリスト教とストア派 ストア派とローマの上層社会 【マルクス・アウレーリウス『自省録』,エピクテトス『人生談義』】 ストア派と厳格主義 【アームストロング『古代哲学史』】 ストア派とキリスト教 前回のお話 キリスト教と…
プラトンとキリスト教の結びつきと新プラトン主義 哲学史におけるローマや中世の哲学 【アームストロング『古代哲学史』】 新プラトン主義とプロティノス 【プロティノス『世界の名著』『エネアデス』『善なるもの一なるもの』『美について』】 イデアと一者…
プラトンの根源的思考としてのイデアとキリスト教 キリスト教とプラトン 【アリストテレス『動物誌』,ヒポクラテス『古い医術について』】 プラトンとイデア 【プラトン『国家』】 イデアと根源的思考とキリスト教 前回のお話 中世におけるアリストテレスの…
中世におけるアリストテレス アリストテレス哲学とトマス・アクィナス 中世におけるアリストテレスの著作の状況 【宮下志朗『普遍論争』】 版違いで内容の異なるアリストテレス イスラーム思想化されたアリストテレス トマス・アクィナスとアリストテレスの…
中世におけるアリストテレスの影響と不一致 アリストテレスとキリスト教 アリストテレスと偽書 【世界の名著『プロティノス,ポルピュリオス,プロクロス』】 プラトンとアリストテレス 【ロイド『アリストテレス』】 アリストテレスの特徴としての経験主義 【…
アリストテレス哲学とキリスト教神学 永遠としての世界 【アリストテレス『自然学』『形而上学』】 始まりのある世界 【聖書】 体系としてのアリストテレス哲学 前回のお話 クザーヌスの無限と神の絶対性とのちの世代へのつながり ~ブルーノの異端視される…
クザーヌスにおける無限とキリスト教思想の正統と異端 枢機卿クザーヌス クザーヌスと無限の考え 【クザーヌス『学識ある無知について』】 量的に測られるものと無限に近づく絶対値 無限な存在と世界 【野田又夫『ルネサンスの思想家たち』】 正統と異端の思…
ジョルダーノ・ブルーノと宇宙の無限とイエスの価値 ブルーノと宗教裁判 【清水純一『ルネサンスの偉大と退廃』】 宇宙と無限 【野田又夫『ルネサンスの思想家たち』】 無限な神と世界の在り方 イエス=キリストの絶対性と相対化 【ブルーノ『無限,宇宙および…
アダム・スミスと古い時代の天文学史 宇宙についての考え方の蓄積=天文学史 【アーレニウス『科学的宇宙観の変遷』】 古い時代の宇宙についての考え方 アダム・スミスと古い時代の天文学史 【アダム・スミス『国富論』】 【ステュアート『経済の原理』】 哲…
アリストテレスの宇宙観と打破するための道具としての望遠鏡と蓄積されたデータ 中世末期とアリストテレス ガリレオの登場とその背景 【ガリレオ『新科学対話』】 アリストテレスと経験の学 【アリストテレス『動物誌』】 【アリストテレス『自然学』『宇宙…
中世の価値観や論理学上位からの脱出と新しい宇宙観 中世と論理学と暗黒時代 中世批判と暗黒時代 【山内志朗『普遍論争』】 【エラスムス『痴愚神礼讃』】 中世批判と新しい見方 【プトレマイオス『アルマゲスト』】 新しい宇宙観の誕生 【ガリレオ『天文対…
中世における論理学の意義と物事の認識の土台となる論理学と数学の違い 論理学と基本教養 【アリストテレス全集1,2】 現代の数学のような中世における論理学の地位 【ブロック『王の奇跡』『封建社会』】 【中世思想原典集成19】 論理的世界観としての中世 …
アリストテレスと論理学とその著作の経緯 思考と論理と言葉 アリストテレスと論理学 【出隆『アリストテレス哲学入門』】 【カント『純粋理性批判』】 完成されているアリストテレスの論理学 アリストテレスの著作の経緯 オルガノン=道具としての論理学 【ア…
辛い体験と論理的な説明や解決というもののズレと、論理で覆い尽くせない問題を論理によってしか考えることのできない人間の思考 考えてもわからない問題の悩み 論理的に正しいとも間違っているとも正しく説明出来る論理というもの 【カント『純粋理性批判』…
経験世界の科学と思考能力の向かい先を見る哲学者 理解出来る領域としての経験世界 【ロック『人間知性論』】 経験世界に限定して考える科学 【カント『純粋理性批判』】 哲学者と科学の微妙な関係 〜経験世界以外も人間は考える 【ヘーゲル『精神現象学』,…
矛盾や認識不可能な領域への思考と哲学や思想への日常的な契機 哲学や思想と矛盾や認識不可能な領域 【デカルト『省察』】 解決不可能な問題と理性の宿業 例:ー好きな人はなにを思うだろう 【柄谷行人『探究』】 他人事のような論理的解決と、我がこととして…
世の中でわからないことと気にしてしまうこと 〜でも気にしなくなったって別の新しいものが現れる? 世の中のたくさんなわからないこと 【クーン『科学革命の構造』】 最終的にわからない領域 【カント『純粋理性批判』】 社会の中で気になる事柄 〜わからな…
神の認識のための人間理性の限界 〜神は何者であるかのように理解できず闇のよう 人間の認識能力の限界と扱わざるを得ない問題 【カント『純粋理性批判』】 神という大問題 【リーゼンフーバー『中世思想史』】 認識不可能な神への認識方法 〜神は何者でない…
考える力を持つ人間の思考能力の可能な領域と限界 ~人間の考える力は言葉によって論理的に行われるが、論理的な方法では最終的な決着をつけれず経験的な領域に限られるべきだが、それを超えて考えてしまう とりあえず考え出される概念 直接知ることの出来な…